加工方法 | マシニング加工,ギア加工(成型法:縦型マシニングセンタを使用),熱処理 |
---|---|
サイズ | φ260× 1150mm |
材質 | SACM645 |
精度 | ±0.02 |
用途 | 産業用機械 |
用途詳細 | 液送用ギアポンプの駆動部分 |
ギヤ分類 | ヘリカルギア |
特徴
本製品は産業機械のギアシャフトです。サイズはφ260× 1150mmで、材質はSACM645を使用致しました。本製品のギア加工は成型法で行っているため、歯を一つ一つ加工しています。そのため、歯車精度を担保するのが難しくあります。しかし、当社では重切削の加工実績が多いため、ワークへの残留応力を最大限に残さずに加工する技術・ノウハウを元に製作いたしました。
成型法を採用しているため、硬い素材を削るという工程になります。ギア加工には、創生法と成型法があります。一般的な創生法はホブ盤を用いて加工しますが、HRC30以下の対応となります。成型法は、エンドミル工具を使用するため、HRC50程度まで対応できます。
このように当社では、大型ギアシャフトの加工を得意としており、豊富な実績があります。また、硬い材質(HRC50程度)の製品のギア加工も可能です。